検索でうちにたどりつく方がちらほら見受けられるので、需要あるかなとまとめてみました。
『UTAU音源の子を描いた!どこに投稿しよう?』
:pixivの場合:
年齢制限や各種規約に引っかからない一般的なイラストならそのまま投稿OK。
:ピアプロの場合:
以下を確認の上で投稿しよう。駄目だったら駄々こねずにあきらめましょう。
※追記:11/08/11
先ほど(03:20分頃)ピアプロ退会しました。ので今後は詳しく取り扱う事をしませんのであしからずご了承くださいませ。
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ピアプロへのUTAU音源キャラクターの投稿の仕方(2011年7月現在)
1.まずは確認しよう。
ピアプロは「合成音声のキャラクターなら何でも投稿できる場所」ではありません。
なので、描いたキャラクターが投稿が許されているものかどうかを確認する必要があります。
はじめにお読みください http://piapro.jp/intro/
ピアプロヘルプ
Q.○○を投稿できますか? http://piapro.jp/help/#q_copyright06
ピアプロ開発ブログ関連記事~
オリジナルキャラクターのご投稿に関するQ&A~ http://blog.piapro.jp/2010/04/qa-2.html
現在のピアプロでは“自分が考えたキャラクター”であれば、それがボカロに全く関係ない存在でも「その他」カテゴリで投稿することができます。
投稿しようとしている絵が“自分以外の誰かが考えたキャラクター”を描いたものの場合、そのキャラクターを最初に考えた人(厳密には“キャラクターの権利を持ってる人”)本人が、そのキャラクターをピアプロに投稿している必要があります。
UTAUの音源キャラクターの場合、音源によって立ち位置は様々ですが上記のルールにより正式に投稿可能なキャラクターが徐々に増えています。
※集合絵など複数のキャラクタが描かれている場合、一人でも投稿不可のキャラが描かれていたらアウトです。公式のボカロキャラと一緒に描かれていてもアウト。
タグ「
UTAUキャラクター公式イラスト」のイラスト
うち創作ボカロではない外部発祥のキャラクター/渦彦のブックマーク「音源キャラクター公式」(見つけ次第のんびり追加中) ※追記:11/08/11 冒頭にも書きましたがピアプロアカウントを削除しましたのでご自分で検索をお願い致します。
2.手順に従って投稿しよう
投稿が可能なキャラクターであることが確認できたら、手順に従って投稿しましょう。
その際「カテゴリ」と「創作ツリー」の設定が必要になります。
◇新規投稿のタブを選択
作品種類の選択>絵ならイラストを選択
↓
利用規約の確認>投稿できる内容か確認
↓
キャラの選択>自作キャラやUTAU音源キャラならば「その他」を選択
↓
ファイルの指定>5MB以下のjpg、gif、png形式のファイルを指定
↓
作品情報の入力>タイトルの入力・カテゴリの選択・説明文入力・ライセンス条件の選択・オリジナルライセンスの入力・タグの追加
↓
内容の確認>ライセンス条件は後で変更できないので、間違えたら上げ直しになります。要確認。
↓
投稿の完了>二次創作作品の場合、投稿完了した作品のページから創作ツリーの設定をします。
:他の人が権利を持っているキャラクターの絵を投稿する場合:
作品情報の入力でカテゴリ「その他」を選択し、投稿後「創作ツリー」ボタンからキャラクターの公式イラストを親に設定します。
「創作ツリー」ボタンを押すと新たなウィンドウが開くので「親作品の追加」をクリックし元になった作品のURLを入力します。
ピアプロヘルプ
Q.「創作ツリー」とは何ですか? http://piapro.jp/help/#q_site37
:自分が権利を持っているキャラクターを投稿する場合:
任意ですが、作品タイトルを「○○(キャラクタ名)公式イラスト」等にすると検索が容易になります。
現在投稿されている音源公式画像のカテゴリが「素材画像」と「その他」に分かれていますが、これはライセンス条件による違いのようです。
画像への描きこみなど拡大縮小の域を超えた大幅な改変を許す場合は「素材画像」カテゴリへ。例:重音テト・歌う音ナミ
大幅な改変を望まない場合は「その他」カテゴリへ投稿しオリジナルライセンスへ付け加えます。例:桃音モモ・櫻歌ミコ
*なぜライセンス条件をつけるの?
ネット上に公開されている画像は普通、無断で二次利用する事はできません。
しかしピアプロさんに限っては、
はじめにお読みください にもあるとおり、投稿された作品が動画やその他の媒体へ取り込まれる事を前提にされている点が他のイラスト投稿サイトとは大きく異なります。
投稿された作品やキャラクターが他人の手で動画に使われたり描かれたりする可能性があるため、あらかじめ「こんな事に使って欲しい」や「こんな使い方はしないで」を表明しておく必要があります。
他の投稿サイト同様二次利用を許さず閲覧のみを希望する場合は、作品情報の入力で「ライセンス条件を付けずに投稿する」を選択します。
3.タグをつけよう
タグは投稿後でも設定することができます。
投稿したのがUTAU音源キャラならば最低限のタグとして「UTAU」「キャラクターの名前」があると検索がしやすいです。
「UTAU」はあくまでツール名なので、UTAUで使える独自の音源さえあればピアプロ外でもこのタグが付く事があります。
UTAU音源の公式絵には共通タグとして「UTAUキャラクター公式イラスト」が使われていますが、これは「UTAU」タグ同様“UTAU向けの音源を持っているよ”という意味なので、創作ボカロやその他の音声素材のキャラクターも含まれる事があります。
創作ボカロかどうかを確かめたい場合、ピアプロのタグはpixivと違い本人が付けたタグかどうかの判別ができないため、投稿カテゴリで判断するといいでしょう。
※まれに公認創作ボカロにUTAUタグが付いている時もありますが、あれはモチーフになったボカロの声質をいじったものなので間違いになります。
(ちなみにボカロの音声を切り出したものをUTAUに通すのはボカロ側のソフトウェアの規約で駄目みたいです。一時期問題になった。)
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◇例のタグ『UTAU音源キャラはボカロと無関係』について◇
設立当初のかつてのピアプロさんは自社VOCALOID(現「クリプトン公式」カテゴリ)の作品と許諾を受けた他社キャラクターに限り投稿を許可していた時代があり、クリプトンさん以外の誰かが権利を持つ著作物の二次創作作品は一律投稿不可だったため、創作ボカロが現れ始めた頃も大分揉めていたようです。
漫画作品や写真などの素材画像も微妙に立場が弱かったんですよね。全部いっしょくたに表示されていたので。
その後「クリプトン公式」「他社ボカロ」「創作ボカロ」「素材画像」「その他」と整備されそれぞれが分離できたわけですが、それでもオリジナルキャラクターの立ち位置は曖昧で、自作のものはともかくボカロ曲のPVに出てきたボカロではないキャラクターなんかが宙ぶらりんな感じでした(今はPV本家のイラストが投稿されていれば創作ツリーで解決できます)。
UTAU音源キャラに関しては完全に創作ボカロではないとわかっているキャラクタの投稿があった場合「ボカロと無関係」の一言だけで投稿不可である注意として成り立っていたんですね。
例のタグはその時代の名残のようなものです。
…念のため言っておきますがコレ自分がつけてまわってるんじゃないですよ。
自分がUTAUにハマってピアプロへのUTAUっ子の投稿で悩みはじめた2009年1月あたりから既に、正しく投稿されていない作品に対してタグで注意喚起している方がいらっしゃって、今に至るまで正体不明のままです。
自分の知ってる人ではなさそうなんですが、このタグがつけられた作品の投稿者にメッセージを送ったりしてたので一切交流は無いのに長い付き合いという不思議な関係だったりします。
今は以前ほど頻繁にメッセージ送ったりしないんですが(自分の精神衛生のため)、ピアプロさん行くとつい表示履歴からタグ検索してしまいます。順調に増えてやがるぜイヤン。
ここまではっきりこのタグについて言及したのはメッセージ以外では今回がはじめてなので、以後何かしらアクションがあったりするかもわかりません。
…まあ影響ないとは思うけど。ずっとブレないんだよなあの人。(よく考えたら複数人という可能性もあるのだなぁ)
◇いまだに腑に落ちないカテゴリ◇
今はリンクになりましたが、カテゴリがタブで表示されていた頃はタブにオンマウスするとそのカテゴリの投稿内容が見られたんですよね。
その名残が新規投稿時のカテゴリ選択画面にありました。
↓こんな感じに表示されるんですが
いずれかのカテゴリを必ず1つ選択下さい。
○クリプトン公式 (初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、KAITO、MEIKO)
○他社ボカロ (他社製ボーカロイド(Leon、Lola、Miriam、Ann、Prima、がくっぽいど、メグッポイド、ソニカ、AHSボカロ、Lilyほか))
○創作ボカロ (ボーカロイドキャラクターをモチーフとした創作キャラクターなど)
○素材画像 (背景画像や小物のようなイラスト素材)
○その他 (その他マンガなどの作品)
その他はあくまで「漫画やロゴなどの一枚絵以外の作品」の意味であって「その他のキャラクター」の意味ではなかったんですよね。
仕様変更があった直後の2010年04月08日に、ツイッターでこんなことぼやいてました。
http://twitter.com/wirbel_katze/status/11819086316今のピアプロにUTAU音源付属キャラとしてのニケさんを投稿する気には全くなれませぬ。頼まれたって嫌です。どう考えてもまだピアプロさんの準備が足りてない。「その他」にしたってもともとの用途と今の使い方違ってるし。適当に放りこまれた感。
その数日前2010年04月03日にもこんな会話(?)があったり
http://twitter.com/wirbel_katze/status/11528743663既視感 RT @kirika70 RT @sudooo: ピアプロの開発者ブログでの返信を見た感じ、中の人さえおk出せばボカロ亜種でないUTAU音源キャラもピアプロおk…という風に見えたけど、実際そうなるには「ボカロ以外のキャラクター」というカテゴリが必要だと思う
創作ツリーが出来るもっと以前からカテゴリ分けにはうだうだ悩んでいたんですけどねー…って過去ピンポイントでそんな記事書いてたわ。
2009/01/14(水) 00:02:45 キャラクタのあれこれ
ピアさん家へお邪魔するには http://wirbel3am.blog97.fc2.com/blog-entry-8.html
◇pixivへの投稿と「UTAU支援中」タグの件◇
公式からの投稿が無いキャラクターは残念ながらピアプロへ投稿できませんので現在ではpixivが代用されていますがpixivは何でも投稿が可能な代わり「投稿作品を二次利用できない」「GIFアニメが動かない」という不便があるため
「UTAU支援中」タグを付けたり(http://dic.pixiv.net/a/UTAU%E6%94%AF%E6%8F%B4%E4%B8%AD)他のロダなどを併用したり(UTAU作品であればUTAU互助会のロダが使えます)といった工夫がなされています。
…以上、自分のピアプロプロフィールからのコピペ。
pixivを拠点とし盛んに二次創作がされているUTAU周辺ですが、こっちはこっちで上記のとおりの不便があり、ではそれを解決しようじゃないかと今では何かと整備されました。
*「作品の二次利用を許してますよー」を示すタグ
「
UTAU支援中」http://dic.pixiv.net/a/UTAU%E6%94%AF%E6%8F%B4%E4%B8%AD
しかし時折ピアプロにも「UTAU支援中」で投稿不可のキャラ絵が上がってる事があって、ああタグの意味を知らないで付けてるのだなーとゲンナリする事も増えたり。
初めてこのタグを見た人は是非ピクペディアで設立の経緯を確認してほしい。
*GIFアニメやキャラクター何とか機のパーツ、原音設定ファイルや企画資料の一時うp場所として
「
UTAU互助会専用ロダ」http://u9.getuploader.com/utaou
UTAU互助会専用ロダは互助会掲示板が出来た頃に管理人ななしさんのはからいでピアプロ云々とは関係なく設置されたものですが、利用率の割りにその存在を知らないでいる人が多いみたいですね。
この二つを併用すればピアプロとほぼ同じ使い方が出来るので、わざわざ投稿できるか確認する必要があるピアプロさんを使うより楽な面はあるのですが…ね。
※追記:11/08/11 最近の動向としてpixivから
TINAMIさんへの移動も見られますがタグ等ほとんど引き継がれているようです。
R-18作品については現時点ではまだ受け入れ始まってませんので要確認。
◇最後に◇
自分がこのブログを書き始めたきっかけはピアプロさんとUTAU音源のキャラクターの投稿に関してのモヤモヤを吐いたり整理したりしたかったからなのですが、度重なる仕様変更と規約の整備により現在のピアプロさんは投稿の仕方や投稿できるキャラクターの基準が明確になったので、以前ほどイライラしなくはなりました。(過去の記事を見るとまー血気盛んというか…。)
一応投稿おさらいの記事はあるんですが仕様変更に前後して書かれたためゴチャゴチャしてしてるので、解説も含めて改めて整理しようと思いました。
過去の関連記事では現在とはそぐわない表現があったりしますが、当時の正直な気持ちとして修正はせずに残しておきます。
↓ゴチャゴチャになった過去のおさらい記事
私信に近い何か ~ピさんとUTAUっ子と創作ボカロさんのおさらい~http://wirbel3am.blog97.fc2.com/blog-entry-161.html
- 2011/07/02(土) 02:23:47|
- キャラクタのあれこれ
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UTAUSNSで書いたものに若干の加筆修正でお送りします。
deja音色さんが昨日(時間的にもう一昨日だが)Twitterや各所SNSで告知していたMac Fan8月号
Twitter:29日の告知http://twitter.com/deja_neiro/status/86045794486063105
こっちは雑誌類どうしても一日二日遅れて入荷するのですが無事購入できたので早速読みましたよーという話。
自分はWinしか知らない身なので(といってもWinにだって詳しいわけじゃないが)他の記事も目を通して新鮮に感じたり同じUTAUでもああ、別物なんだなぁという妙な実感があったり。
歌声合成の面でMacの存在をじんわり意識しだしたのはこの動画あたりから
(この動画に関して過去何度か取り上げてるので感想なんかは割愛)
なんだけど当時は本当にボカロとUTAUにしか意識が行ってなかったのが自分の過去の日記見て伺える。
歌い手音源がたくさん出てきた時期で音源の分類にやっきになってたようだ。
歌声合成に流れ着いたきっかけは東芝LaLaVoiceのLaLa兄さん(とKAITO)の動画からだったので音源に対する視野はそれなりにあったと思う。んだけど合成するソフトウェアの方への意識は薄かった。
ボカロにしろLaLaさんにしろ音源とソフトが一体化しているのでUTAUもユーザー提供の音源はUTAUだけで使われるものみたいな感じにとらえてしまっていたのね。
人力の方は疎かったし手段も音源も整ってるわけではなかったから興味薄くて動画巡ったりしてなかった。
ので、UTAU向けの音源がこういう形で使われた事はやんわりカルチャーショックだったわけだ。
(「音源はUTAU専用ではない」と言いながらそんな意識を感覚的に持ってた事も)
そしてMac版UTAUが出たばかりの今だけど、その事が余計にUTAUを用いないMacでの使用を意識させたりするっていうね。
ついったでぺろっと言ったかもしれないけど色々考えてはいる。
音源製作に対してやる気が回復したりちょっと考えが変わってきたりしてる所にユフの公式で動きがあったり、最近なんだかタイムリー。
:音源公式:
音声ライブラリ「雪歌ユフ」配布所http://sekkayufu.web.fc2.com/
:Twitter:
雪歌ユフ製作チーム公式アカウント「SnowYproject」http://twitter.com/SnowYproject
やりたい事に対しての時間がなかなか合わなくてじりじりするけど本当にゆっくりやる覚悟はついたから大丈夫。
焦っても、急がない。
- 2011/07/01(金) 01:32:30|
- 雑記
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